テニスラケットのインプレ得点(各性能スコア)の比較表

2021年4月20日 0 投稿者: gura

 ヘッド

ラケット総合ストボレサーリタ反発制球操作安定打柔打感上回下回
エクストリームMP84818585818879828580858584
エクストリームTOUR82828082827785877782818680
スピードMP87888584888785858584868886
スピードPRO86858583838087828483838084
グラビティMP83858382837982877982848681
グラビティPRO87878684858190788889878688
ラジカルMP86858582878385838584858987
プレステージMP83848482827886848284858086
プレステージPRO83818582818085808679838182

エクストリームMP(2020)
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
10030032032516×1923-26-21mm66
総合ストロークボレーサーブリターン
8481858581
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8879828580858584
絶対的なコントロール性はネガティブだが、RAが66もあることによりしっかりホールドしてくれるため、ボレーのタッチショット(ドロップなど)やサーブの評価は高い。ネットプレー時、高反発がゆえに当てるだけ良いため壁にもなれる。スピン系ラケット(コンセプトが)の割には取り回しも比較的良好。

エクストリームTour(2020)
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
9830531531816×1922-23-21mm65
総合ストロークボレーサーブリターン
8282808282
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
7785877782818680
コントロール性は、ストリングが16×19本の中では高い。ただ反発が77だと、取り回しが良いのは別にしてプレステージMP以下レベル。ストリングの動きが大きいため、その弾き感に焦点を当てると飛んでいると勘違いしてしまう人もいるかも。比較的取回しがいいため、フレームの3時9時(+下側(4時8時))の所に1.5gずつ位、リードテープによる荷重を推奨(SW+11位)。

スピードMP(G360+)
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
10030032032816×1923-23-23mm64
総合ストロークボレーサーブリターン
8788858488
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8785858584868886
個人的にも扱いやすさ含めたすべての点で(ストリングが16×19の中で)最強ラケット。飛ぶ黄金スペック並の反発性(インスティンクトやウルトラより飛んだ)や、16×19の中では高いコントロール性・性能の高さに対しの操作性が高め。ピュアドライブは楽さがチートですが、スピードMPは全性能の面でチートと言って良いと思うほど。主婦層の女性陣も複数使っているが、みんな中上級男性にも負けないほどのパフォーマンスを出してます(スピードMPの影響で少しレベルが上がってます)。ただ、スイングウェイトが328なので、スイングスピードが遅くてもいいから大きく振れる人向けで、運動してこなかった初級プレイヤーには、重いかも?個人的に「高反発モデルを選べ」と言われたらこれを選びます。

スピードPRO(G360+)
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
10031031532918×2023-23-23mm62
総合ストロークボレーサーブリターン
8685858383
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8087828483838084
コントロール性はストリングが18×20の中で平均位。スイングウェイトが低い(329)せいか安定性は低め。ただ、18×20の割に操作性は82と比較的高め(ブレードが79)。良くも悪くも大きな特徴がなく、汎用性の高い18×20のラケット。

グラビティMP()
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
10029532532316×2022-22-22mm62
総合ストロークボレーサーブリターン
8385838283
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
7982877982848681
取り回し良いが、ハードヒットした時の安定性が足りないという評価。横長のラケットのため、スイートエリアの横幅が広いのはかなり良い点。ただ、スピードMPよりスイングウェイトが小さいため、少し3時9時の所に荷重し、コントロール性・安定性を出したほうが良いかも。

グラビティPRO()
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
10031531533218×2020-20-20mm62
総合ストロークボレーサーブリターン
8787868485
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8190788889878684
ラケットフェイスを横長にすることによって3時&9時の位置の荷重が打点より遠くなり、オフセンターショット時の面ブレを抑制している。その結果、他社を圧倒するコントロール性でこれ以上コントロール性が高いラケットはほぼない。また、縦振りしてもフレームに当たることも少ない。トップスピンもピュアドライブ2021(83)などかからないラケットよりかけることができる。ただ横長の副作用として若干振り抜き性は落ちている。使う人が、振り抜きと重ささえ気にならなければ、最高のラケット。

ラジカルMP(2021)
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
9830032032616×1920-23-21mm65
総合ストロークボレーサーブリターン
8685858287
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8385838584858987
前作と比べ球離れの速さがなくなり、非常に使いやすくなったラジカルMP。反発以外はスピードMPと似通ったスコア。ストロークのパフォーマンスはスピードMPの方が高いだろうけど、ボレーで勝手に飛んで行ってほしくない場合はラジカルが良いのではないでしょうか。

プレステージMP(G360+)
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
9832031032318×2020-20-20mm61
総合ストロークボレーサーブリターン
8384848282
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
7886848284858086
ハードなイメージを持ってしまうプレステージ。反発が78となかなか飛ばなそうだが、スイングウェイトが軽いことがその一つの理由(ピュアストは330半ばで80点)でもある。また、ボックス形状なのでオフセンターショットは一気に飛ばなくなりやすい。ただ、18×20のラケットの中では取り回しはトップクラスに良い。

プレステージPRO(g360+)
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
9531531532716×1922-22-22mm65
総合ストロークボレーサーブリターン
8381858281
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8085808679838182




 ヨネックス

ラケット総合ストボレサーリタ反発制球操作安定打柔打感上回下回
EZONE10084858384838780848382838682
EZONE9880837980788179837484797778
VCORE10083838286828880868183828679
VCORE9885848483828180838382818985
VCORE9583818281817686818383818283
VCOREPRO9785867982848086918285858981
VCOREPRO97HD88888686878387878589908487

EZONE100
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
10030032032216×1923.5-26-22mm69
総合ストロークボレーサーブリターン
8485838483
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8780848382838682
ピュアドライブ(2021)と比べ反発性は落ちるが球離れの速さは少ない。スピン量もしっかりある。良くも悪くも飛び出た特徴がなく、非常に汎用性の高い高反発ラケット。

EZONE98
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
9830531531716×1923-24-19mm64
総合ストロークボレーサーブリターン
8083798078
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8179837484797778
EZONEだから飛ぶと思いきや、「テクニファイバーのTF40 305(18×20)」と同じスコア。また大坂なおみ選手が使っているとは思えないような酷評。もちろんカスタマイズはしていますし、世界一位クラスなら特注で作っているのでしょうけど(過去のモデルやゼロから作っていたりする)。良い点は、スイートエリアの広さと操作性みたいです。

VCORE100
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
10030032032416×1924-25-22mm66
総合ストロークボレーサーブリターン
8383828682
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8880868183828679
完全にEZONE100と同じような評価。安定感が欲しければEZONE・操作性が欲しければVCORE?

VCORE98
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
9830531532516×1922.5-23-21mm66
総合ストロークボレーサーブリターン
8584848382
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8180838382818985
ピュアアエロのような振り抜きにくさはないため、片手バックハンドでスピン量が欲しいならVCORE98がおすすめ。飛びは控えめなため、ルキシロンのオリジナルなど、少し飛んでくれるスピン量が多いガットがおすすめ。

VCORE95
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
9531031032316×2021.5-22-21mm64
総合ストロークボレーサーブリターン
8381828181
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
7686818383818283
ワウリンカやシャポバロフ等が使っているとされるVCORE95。実際は95Dや95SVなど過去のモデル。ヨネックス特有のアイソメトリック構造でスイートエリアが広くなっており、95インチラケットを使いたい方におすすめ。

VCORE97(310g)
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
9731031031816×1920-20-20mm64
総合ストロークボレーサーブリターン
8586798284
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8086918285858981
最上位コントロールモデルにしてはスイングウェイトが318とかなり軽い。またヨネックス特有のアイソメトリック構造のラケットに重いウレタンを注入するとラケットトップ部の量が多くスイングウェイトが上がりすぎてしまう。なので、自分でリードテープを3時9時の位置に2gずつ(SWが+15位)に張るとかなりパフォーマンスが高くなる。もともとコントロール性は高めなので、化けます。

VCORE97HD
面積重量バランススイングウェイトストリングフレーム厚フレックス
9732031032618×2020-20-20mm59
総合ストロークボレーサーブリターン
8888868687
反発コントロール操作性安定性打感柔らかさフィーリングトップスピンスライス
8387878589908487
HDは海外モデルでストリングが18×20.320gという重さもあるけど、操作性が87と18×20のラケットではありえないくらい高い。打感の柔らかさやフィーリングはこのラケット以上のものはない。ただ、ヨネックス特有の安定感の低さはあるため、フレームの3時9時の位置に計2g荷重をしてあげてもいいと思います。